パールパウダー【シルバーブラック＆シルバーホワイト】＝塗料・塗装機器のネット販売ぺいんとわーくす＝

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パールパウダーシルバーブラック＆シルバーホワイト
一般的な自動車用塗料のパール原色には設定されていない、ブラック色のパールの、パウダーです。　輝きのない黒色ではなく、金属光沢に近いパール光沢が特長です。　　着色タイプのパールですので、隠蔽性は良好で、下地のカラーには仕上がりは影響されにくいです。
メタリックとは異なり、ギラギラとした粒子感が少ないため、より金属的な質感が高い仕上がりが得られます。

■単独塗装

　パウダーの状態では、一見、「炭」のような黒色ですが、クリヤー塗料と混合して塗装すると、金属光沢のある発色が得られます。

　渋いガンメタリック調の「シルバーブラック」に、明るい銀白色の「シルバーホワイト」が新たにラインナップされました。
　サンプル画像は、ツヤ有りクリヤー仕上げですが、半ツヤ・ツヤ消しクリヤーなどで仕上げれば、より金属のような質感に近づけられると思われます。

　アルミホイールへの塗装に応用された、当店のお客様の塗装見本例。
　上記の見本と同様に、黒色の塗装の上に、希釈用クリヤーに２０％混合したシルバーブラックを塗り重ね、上塗クリヤーで仕上げられています。

　別のお客様の塗装見本例。
　黒色の塗装の上に、シルバーブラック５０％・シルバーホワイト５０％に混合したパウダーを、希釈用クリヤーに３０％配合してを塗り重ね、上塗クリヤーで仕上げられています。

　シルバーブラックとシルバーホワイトは、お好みの割合で混合可能です。
　混合割合によって、シルバーの発色を変化させることができます。

■原色混合塗装

「炭」のような外見でありながら、原色と混合すると、あまり色調を黒ずませることなく、きらめき感のある２コートパールカラーを作成することができます。　組み合わせ方次第で、さまざまなカラーリング展開ができる可能性があります。
【ディープブルーに２０％混合】	【マゼンタに２０％混合】	【フェリックレッドに２０％混合】
サンプル画像にはありませんが、ブラック系の原色と混合しても、パールのきらめきがあるカラーを作ることができます。

■特徴

	●	美しい真珠光沢と、光の干渉による色彩効果を持ち、鮮明で美しい塗装が可能です。
	●	自動車用塗料のパールベースと同様の特長・性質があり、塗料と混合して、塗装を行うことができます。
	●	（レッドパール・ゴールドパールと同様に）着色タイプのパールですので、下地が透けにくく、３コート塗装には適していません。その反面、２コートパール塗装に使用した場合、下地色の影響を受けにくく、塗装ムラの起こりにくい仕上がりとなります。
	●	パウダーなので（クリヤー成分を含まないため）、塗料原色と混合して２コートパール塗装に使用した場合、パールベース塗料を使用する場合よりも、隠蔽性を損ないにくくなります。
	●	耐候性・耐薬品性・耐腐食性に優れ、鮮やかな光彩色と光沢を長期間保ちます。
	●	高い耐溶剤性があるので、ウレタン塗料だけでなく、ラッカー塗料やアクリル塗料、水性塗料など、さまざまな塗料への混合が可能です。
	●	粒子が非常に細かい（粒度分布１０～６０ミクロン）ので、スプレーガンだけでなく、ノズル口径の小さいエアブラシでも使用することができます。
	●	比重が軽く、分散性が良いため、塩ビシートやポリエステル・アクリル・エポキシ樹脂などへの練り込み・注型にも良好に使用できます。

■塗料との混合比率

　塗料と混合する場合の比率は、５０％未満（パウダーの比率が過半数を占めない）であれば特別な規定はありませんが、実際の使用において、塗装を行いやすい配合比の目安は、以下の通りとなります。

塗装方法	３コートパール塗装	２コートパール塗装
目安の混合比率	不適	原色塗料１００に対して１０～２０％

　原色に対する混合量が多くなるほど、パウダー由来の黒色によって、塗料全体の彩度の低下が目立つようになります。
　また、イエローやレッドなどの、特に彩度の高い原色に混合すると、本来の鮮やかさが損なわれる場合があります。

■使用上の注意

	●	クリヤーと混合して３コートパール塗装に使用する場合、下地の色調によって仕上りの色合いが異なります。（レッド・ゴールド・シルバー・デュアルカラーを除く）くわしくは「パールの性質と３コート塗装」をご参照ください。
	●	塗料原色と混合して２コートパール塗装に使用する場合、下地が透けやすくなる可能性がありますので、適切な色調のプラサフを下塗してください。
	●	クリヤー・原色と混合して塗装した場合は、通常のパールカラーと同様に、上塗用クリヤーを塗り重ねて仕上げてください。